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M.T.ケネディ著『特攻 空母バンカーヒルと二人のカミカゼ』刊行

新刊のお知らせ



タイトル:特攻 空母バンカーヒルと二人のカミカゼ
サブタイトル:米軍兵士が見た沖縄特攻戦の真実

著者名:マクスウェル・テイラー・ケネディ
体裁:四六版・上製・672ページ
定価:3,990円(本体:3,800円)



動画による紹介


本書の著者マクスウェル・テイラー・ケネディ氏は、ロバート・ケネディ元司法長官の息子であり、ジョン・F・ケネディ元大統領の甥にあたる。その著者が注目したのが、太平洋戦争で特攻機の突入を受けた米空母バンカーヒルの物語である。

著者ケネディ氏は、日本の「特攻」について次のように述べ、そのスタンスを明確に示している。

「彼らの最後の望みは、未来の日本人が特攻隊の精神を受け継いで、強い心を持ち、苦難に耐えてくれることだった。私たちは、神風特攻隊という存在をただ理解できないと拒絶するのではなく、人々の心を強く引きつけ、尊ばれるような側面もあったのだということを、今こそ理解すべきではないだろうか」


1945年5月11日、沖縄沖の米艦隊を目指して、多数の特攻機が鹿児島の鹿屋基地を飛び立った。そして安則盛三中尉(兵庫県上郡町出身)と小川清少尉(群馬県八幡村出身)の搭乗機がバンカーヒルに突入、この空母は甚大な被害を受け、650名以上が死傷した。本書は、その日の激闘を中心にして、そこに至る経緯、そしてその後を描いたノンフィクションである。

著者は、あくまで日米双方の視点でこの戦いを描くべく、何年にも及ぶ綿密な調査研究を行い、元特攻隊員を含む多数の日米両国の生存者とその家族に、精力的な取材を行っている。取材のための来日は3度にわたった。

本書は、日本の若き特攻隊員の置かれた立場やその心境を丹念に追いつつ、何が軍部を特攻作戦に駆り立てたのか、隊員たちは、いかにしてそれを受け入れ、実行することができたのかを探ってゆく。そして、空母バンカーヒルの乗員たちの知られざる英雄的な行為──水兵とパイロットが力を合わせ、命がけで救助を行い、最終的に艦を守り抜くまでの一部始終──を描き、極限の戦いの中でそれぞれの国のために尽くした男たちの真実の姿が明らかにした。

これまで、日本側の資料では、特攻における実際の場面を「当事者」の視点で描くことが難しかったが、アメリカ側の詳細な資料と、元乗員たちから集めた数多くのナマの証言を基にした本書は、米兵を震え上がらせた特攻の「実際」を、克明に、そして残酷に描き出している。

当日、まず最初に突入したのは、安則中尉搭乗機(零戦52丙型)。バンカーヒル後方から突入し、500キロ爆弾を投下。爆弾は飛行甲板を貫いて左舷側壁を突き抜け、海上で爆発、左舷側に多くの死傷者を出す。次いで機体が突入、甲板上の航空機をなぎ倒しながら横すべりし、そのまま海へと落下した。この突入によって、多数の艦載機が爆発・炎上し、バンカーヒルは大火災を起こす。

安則機の突入に続き、小川少尉機(ゼロ戦52丙型)も上空から急降下し、爆弾を投下、その後、自身もアイランド基部に突入した。小川機の放った500キロ爆弾は、飛行甲板とギャラリーデッキを貫いて格納庫で爆発、艦内にさらに大規模な火災を巻き起こした。

また、機体そのものもアイランドを破壊して多くの死傷者を出したが、小川少尉の遺体は、火災に巻き込まれることなく艦上に残り、その遺品は、56年後の2001年に遺族に返還されることになる。

本書は、「1945年5月11日の特攻」に関する事実を単に列記・記録したものではなく、あたかも一編の映画のように、迫真の人間ドラマとして生々しく「再現」した物語である。
  1. 特攻 空母バンカーヒルと二人のカミカゼ
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